〈食のイノベーションベース〉取り組みの背景
高知県では、令和5年度まで「食のプラットホーム」における人材育成や交流の支援をはじめ、国際認証取得や施設整備を後押しする補助金等により、高知県内食品関連事業者様の地産の強化を支援してきました。また、地産外商公社の支援により、外商活動の全国展開を図り、さらに、貿易促進コーディネーターによる県内食品関連事業者様の海外展開支援や海外支援拠点を活用した現地プロモーションなど、輸出の強化にも取り組んできました。
これにより国内外の販売額は順調に伸びてきましたが、アフターコロナ、エネルギー価格や物価高騰、人口減少と高齢化の進行による人手不足の深刻化など、事業者さまを取り巻く環境は大きく変化している状況です。
このため、国内外商・輸出を行う食品関連事業者様の裾野の拡大や商品開発力・生産力・外商力の強化による事業規模の拡大を図るための総合支援プラットホームとして「食のイノベーションベース」を新たに構築し、食品関連事業者様の課題解決に向けた具体的なアクションを実践して参ります。
ぜひ皆様の事業のヒントにお役立てください。
支援策について
令和6年度からは、新たに外商に取り組む食品関連事業者様や商品の掘り起こしから、課題の抽出、売れる商品づくり、人材育成、外商支援までを一気通貫で支援します。
加えて、食品技術の高度化(DX・GX)への取り組みを推進し、県内食品関連事業者様の生産性向上に向けた取組みも支援していきます。
具体的な支援メニュー
人材育成
【売れる商品づくり】につながるセミナー・勉強会等を開催します。
交流会の開催
商品開発等のきっかけとなるよう、具体的なテーマを設定して交流会を開催します。
事業戦略
事業戦略策定・実行支援を行います。
商品開発
売れることに徹底的にこだわり、PB商品やマーケットイン型の商品の開発を目指して専門家による個別指導を連続的に開催します。
生産強化
生産管理の高度化等の現場改善・工程改善をサポートします。
外商拡大に向けた支援の強化
【ポイント1】ワンストップ相談窓口の開設
【ポイント2】食のイノベーションベースによる課題解決
【ポイント3】各支援機関が連携し、課題解決を支援
令和5年度 活動実績
県内の食品関連事業者様を核とし、ものづくり系企業や生産者、大学などが広く参画する「食のプラットホーム」において、商品開発をはじめとする食品分野の様々な課題解決につなげていくため、継続的に交流し、学び合う仕組みづくりに取り組んで参りました。
令和5年度の取り組みと実績をご紹介します。
お問い合わせ
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